2018年04月07日
タックルの基礎:ロッド編

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まずは注意:今や、LSJは人気急上昇、新製品がどんどん出てるけど、基本的な条件をクリアしていれば、古くても釣果に差はない。無理せず、自分の体力と予算を考えて準備しよう。あとは、見栄と自己マンの世界だから・・・。 ※ここは、静岡沼津流タックルなので、他所と少し違うところもある。
【では、ロッドについて】
◆長さ:ここらの海岸は、20mぐらいから、どんと深くなり、2段の海中の丘(駆け上がり)を乗り越えなくてはいけないことからも、最低でも長さは、「9フィート」~が理想。8フィートだと手前で、魚が反転したり、横に走ったときに、操りにくい。9フィート以上あると、大物でも、コントロールしやすい。
また、長い方が比較的遠投も効くので、有利だ。
ただし、9フィートを超えると、ワンボックス車や縦に収納できる車は問題ないが、仕舞い寸法に気をつけないと2ピース(2本つなぎ)だと、車のトランクの横にして入らない場合が多い。11フィートからは3ピースになるので問題ない。かといって、11フィート以上は少し長く重いので疲れる?かも・・・
◆硬さ:小中の青物には、レギュラー/M/MHを、中大物にはMH、Hの少々固めが扱いやすい。やわらかい方が、食込みはいいというが、バット(ロッド)全体で受けるタイプは、魚が手前に来たときに、水際から十分に後ずさりするか、ロッドの先をしっかり、引っ張ってないと、魚のジャンプや、横走り、反転があると、ロッドがふわっと軽くなる瞬間があり、ばれやすくなる。シイラや大物は例外(後述)。
少々、固めだと、魚に自由を与えず、コントロールしやすいし、ここらは、一気に巻いて、一気に浜に上げてしまう方が、バレにくい。 基本にある、「弱らせて・・・」なんて考えて、もたもたしていると魚が底に突っ込んだとき、海中の隆起(コブ)や、浅場の砂利でラインがかまれてブレイクすることがよくあり、泣きを見る。
◆調子:上記の理由で、断然先調子がオススメ。
◆強度:30g~50gのジグをメインに投げるので、60gぐらいのジグを難なく、投げられる余裕が欲しい。シーバス用の中でも、ややハードの物じゃないと、何といっても、ナブラはどこに出るかわからない。できる限り、遠投できる強さがあることが、ヒットに繋がる。
地元では、テンリュウの愛好家も多い。 お金に余裕派、自己満、見栄はるは=テンリュウなら「パワーマスター」「ゼスタ/レーザービーム、ランウェイ」「メジャークラフト/クロスライド」などがオススメ。
シマノの「コルトスナイパー」、「ダイワ/ショアスパルタン」、メジャークラフト「KGエボリューション」、などがいいかな。「ショアガン」などもオススメ(ショアスローにもGOOD!)

俺はいま、アブガルシア:ソルティーステージKR-X ショアジギング SXJS-962MH60-KRの旧版を使ってる。結構お気に入り。実績多数

★節約派=新品購入価格が1万円ぐらいまで、のもの。中古も全然OKだ。・・・が中古を買う場合は、
ガイドの傷、ガイドの付け根の汚れや傷、バッドの傷、リールシートの汚れやズレなど、ショアジグロッドは手荒に使用された感があるので、十分にチェックしよう。
あまり安いロッドは、投げるときに起きるネジレ、シイラやブリのような大物のカウンターパンチを食らったときの想像以上の逆パワーに耐えられないときが多く、ラインブレイクするか、ポッキリいってしまうので、注意。
ボクシングのカウンターパンチと一緒だな。これは、覚えておこう。
いずれにしても、ロッド選びの条件は、ターゲットがなかなかのファイターなのと、2時間ぐらいは振り続けることと、できるだけPE対応ガイド(SICガイド)付きを意識しよう。
★オレのおすすめ ロッド:→ここを参照 ここも参照
Posted by yanjii at 18:39│Comments(0)
│タックルの基礎:詳細
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